新型コロナウイルス感染症対策〜妊婦の方々へ〜
2020/08/22
厚生労働省 2020年5月14日版
新型コロナウイルス感染症対策〜妊婦の方々へ〜
感染が妊娠に与える影響
現時点では、妊娠後期に新型コロナウイルス に感染したとしても、経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされています。胎児の異常や死産、流産を起こしやすいという報告はありません。
したがって、妊娠中でも過度な心配はいりません。
日頃の感染予防
一般的に、妊婦の方が肺炎にかかった場合は、重症化する可能性があります。
人混みを避ける、こまめに手を洗うなど日頃の健康管理を徹底してください。
①密閉空間、②密閉場所、③密接場面、という3つの「密」が同時に重なるような場所を避けてください。
働き方
働いている方は、ご自身の体調なども踏まえ、時差通勤やテレワークの活用、休暇の取得などについて、勤務先とご相談ください。
また、新型コロナウイルスに関する一般的な情報や、詳しい情報、最新の情報は、厚生労働省や関係学会のホームページ をご覧ください。
厚生労働省 「新型コロナウイルスに関するQ&A 」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
一般社団法人 日本産婦人科感染症学会
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について 妊娠中ならびに妊娠を希望される方へ(随時更新)」
http://jsidog.kenkyuukai.jp/information/
新型コロナウイルス感染症対策〜妊婦の方々へ〜
妊婦の方については、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合でも、念のため、重症化しやすい方と同様に、まずは早めに帰国者・接触者相談センター等にご相談ください。
医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳 やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖・肘の内側などを 使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/content/000628620.pdf
各都道府県等の相談窓口の設置について
※お住まいの市町村の相談窓口もご活用ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11296.html
分娩について
各都道府県においては、妊婦の方が罹患した場合の周産期医療提供体制の整備など、安心・安全な分娩の実現に努めています。新型コロナウイルスに感染した妊婦の方は、かかりつけ産科医療機関と分娩先などについてご相談ください。